象牙の塔4階2号室・改

アスペとADHDの高専生によるブログ(不定期更新)

July 17th 考えたことのレポート

君たちはどう生きるか

 宮崎駿の例の映画を観た。ストーリーについて触れないが難解であり、それ故内容をあまり覚えてもないが魅力的な作品はこうであるべきでありであると考えているため評価をかなり面白いとした

 魅力的な作品について考える。まず、内容が覚えられる作品は退屈である。内容を覚えるというのは殆どの人にとってはすなわち劇中のものや人の流れを理解することと同じである。あまり関係ないが数学でも流れを理解すれば公式の暗記に留まらずに柔軟な発想ができる。そしてこの内容が覚えられる作品は退屈であることの対偶こそ、退屈でない作品は内容が覚えられないという主張である

 因みに私も可愛い人の顔は忘れてしまう。思い起こそうとしても中々失敗する。他の作品でも、例えば中島敦の弓の達人の話(私も詳しくは知らない)も、その達人は弓道を極めた結果弓自体を忘れてしまった。ということからもやはり魅力的なものは忘れがちなものであると推察できる

 よって魅力的な作品は忘れがちであり、この「君たちはどう生きるか」もあらすじが説明できないため魅力的であり、すなわち面白いとした

雑記

 n番目のデデキント数のグラフを2色で塗る。このとき、2番目の色は1番目の色にて塗った頂点の上から塗る。その他基本的な塗り方は元のと一緒。このときの通り数はn+1番目のデデキント数と一緒である事実は元々発見していたのだが、1番目のグラフに関しては2つのグラフの頂点、その色がxy平面上の点の座標に対応付けると積分で数えられそうであることを見つけた