※誇張した某エッセイではありません。悪しからず
日記
私は魚(骨付き)やカニのような食べるときに手間のかかる食べ物が嫌いだ。私のこだわり「食事は残さない」が邪魔をし、完璧に食べようとして骨や殻のカルシウムの渦に埋もれてゆく。めんどくさい。しかしいざ出されると食べるしかないので、『好んで食べるか!かにみそとかゲテモノじゃん』と思いながら無心になり身をほじくる…
昼食
かき小屋に行った
牡蠣には正直言って「あたり付き」の先入観が強く、あまりいいイメージはなかった。しかし、いざ食べてみるとぷりとした口当たりと奥深い味わいが美味く感じられた
が問題はその後で、カニが出た。牡蠣に関しては吹き出したタイミングを見計らってこじ開ければ美味しいという食あたり以外人間に都合のいい海産物だが、カニは外骨格に守られている上に刺々しいので仲良くできそうにない
しかしこの刺客に関しては母と妹で分けたので負担は少なく済んだ。それとカニの卵は美味しくはないが不味くもない普通だということも分かった
温泉
今日の旅館、故障であろうことか全てのシャワーが水しか出なかった。更に50分間貸し切った露天風呂の何と熱いことか。母の足は食事中も赤くなっており、私も足しか入れられなかった上に足の甲が少し痛かった。しかも立派なニュートン式の望遠鏡が付いていたのに霧がすごくて何も見えそうになかった。
その後入った大浴場、何処の馬の骨の入ったか分からないお湯を頭から被るのに抵抗があったので頭は我慢してシャワーの冷水で、体は湯船から汲む方式で何とか済ませた。意外と何とかなった。露天風呂の熱さに麻痺しかけていたので大浴場の程よい温かさに思わず安心…
夕食
初っ端からカニが出てこなかったのは良かったが、その後カニの唐揚げとそれからカニが二匹分出てきた
カニの唐揚げに関しては骨の少ない唐揚げを食べればいい仕様だったものの足も食べた。これに関しては負担も少なくまだ良かった
問題はここからでカニが二匹もそのまま出された。
前食べたカニの前腕はまだ美味しかったもののそれでもよく美味しさのよく分からないカニの内部に入り組んだ身をほじって食べる作業…。高級料理らしいが私が美味しさに辿り着くにはまだレベルが足りないのかそれか合わないのか…とにかく親に、金持ちにならないと食べれないと諭されて「知らんがな」の強い感情が込み上げてきた
とにかくカニとなかよくですかね…