象牙の塔4階2号室・改

アスペとADHDの高専生によるブログ(不定期更新)

August 30th 「mimic」騒動と個人的意見

日記

 私が行ったことがない日、折角のブログなので社会問題を記録するのが最適解?

「mimic」騒動

 昨日からあった問題だが個人的に気になる問題。

 「mimic」というサービスはAIによるイラスト支援サービスであり、ユーザは15枚の、同じ作者のイラストを読み込ませることでAIがその作者の画風・絵柄を受け継いだようなイラストを作ってくれるというものである。

 例えばこちらのイラスト群は漫画家の此乃木よしる先生の絵を読み込んだAIによって描かれたものだ。

流れ
  1. 「ラディウス・ファイブ」がイラスト支援サービス「mimic」をインターネット上で公開
  2. 絵師「勝手に投稿すんな!」
  3. 問題化
  4. 閉鎖

ここまでで1日となっている。

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 そもそも「ラディウス・ファイブ」という会社は何なのか。ホームページの文を引用すると、

クリエイターと呼ばれる人の仕事のうち50%程度は誰がやっても成果にほとんど差がでない、非クリエイティブな仕事をしていることをご存知でしょうか?
たとえば、トリミング、色変え、切り抜き、補完、サイズ調整などです。我々は様々な現場でクリエイターがクリエイティブになれない現場を見てきました。アニメの制作現場、ゲームの制作現場、広告の制作現場、印刷の制作現場、ウェブの制作現場…。
当社では、そういった非クリエイティブな仕事をAIを用いて減らして、クリエイターが本当にクリエイティブになれる社会を実現していきます。( https://www.radius5.co.jp/ )

とある。実際に「mimic」以外だと例えば「彩ちゃん」というAIは人の全身のイラストを描くことが出来るのだそう。

www.radius5.co.jp

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 さて、「mimic」のリリースと伝えるツイートの引リツ欄には無断投稿を禁ずる旨の絵師たちの声明文が並んでいた。

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 2の通り問題と化した。感情論によるものだと例えば「労力を掛けて画風を確立したのに一瞬で同じような絵を描かれると悲しい」というものや、「仕事が奪われる!」という意見が挙げられる。

 また、「絵に責任が持てない」という意見もあった。一応「mimic」は法的に対応する旨を記載しているものの、不正利用に対する対策が出来てないとの指摘が相次いだ。

 更には、プロジェクトに参画していたイラストレーターの元に誹謗中傷が来るなど二次被害も出た。

 一方で、「2019年に成立した法によると合法」と法的な意見も見受けられたり、イラストレーター兼Youtuberのさいとうなおき先生は「『絵を描く』行為が贅沢になる」という少し見方を変えた意見を発した。

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 炎上と問題点を踏まえ、「mimic」が閉鎖。

個人的意見

 AIに仕事を奪われることに関しては前から騒がれているが、過去に「ロボット」が仕事を奪うということが問題になったことがあると聞いた。今日では産業用ロボットというものがいて問題どころか多大な利益を生み出している。今回の焦点の一つである「仕事」に関しては、ただ絵筆を動かす作業に関しては奪われても仕方がないと思った。

 しかし、これにより絵の人間らしい部分、創造的な絵を構成する要素(画風、デザインetc...)に対する人間が費やす時間が増える。

 ただ、絵というものはただ絵筆を動かすのも楽しい。やってることこそ違うが私もコーディングがAIや「ノーコード」に取って代わられるかもしれないと知ったときには立場が奪われるようで衝撃も感じた。しかし、ここで「絵を描く」行為を「仕事」と「娯楽」という線形独立な2つのベクトルで分解して考えてみる。

 絵描きを絵描きたらしめたのは恐らく「絵を描くのが好き」という気持ちだろう。しかし、「仕事」で求められるものは必ずしも「ただ好きで描いた絵」ではないはずで、「ニーズ」や「締め切り」だとか様々なものが求められる。となるとこれらのニーズに合うように絵を描くAIは世の中でまかり通るのは当然の話であり、「好きで描く」絵師は淘汰される。しかし、人間の関与で成り立つ部分もあるから全員の絵師が淘汰されるわけではないと思う。

 結局、絵を描くというのには娯楽も含まれており、AIは「作業」を奪うだけなのだ。(まとまらないのだが時間なので終わる)

目標

課題

実験レポート

 書いてくれるAIを募集します。

PC修理

0:30までに睡眠体制をとる。

  1. 0:30までに寝た。
  2. 1:10までに寝た。
  3. それ以降に寝た/寝てない。