象牙の塔4階2号室

アスペとADHDの高専生が日々の活動を記録する

September 26th 同志∪Я∃よ、ペンを持て

日記

 実はさっきまで1時間程度寝ていたので正直言って記憶が吹っ飛んでる。何かやらないといけないことがあった気がするが宿題以外心当たりがないのでまあ気にしないでおく。

 今日はテストのあと、帰宅前にに図書館によりそこから4時間程度ぶっ通しで「同志少女よ、敵を撃て」を読み、帰宅。この読んだ本に関して今日は取り上げていく。

同志少女よ、敵を撃て

 まあ今日は印象的な一日だったと言える。とうとう、図書館にて長らく借りられて読めなかった「同志少女よ、敵を撃て」を読んだのだ。とは言っても私も読んだのはまだ半分まででそれ以降は読めてないので明日読めるなら読む。

 読んだことないという人のために概要を説明する。タイトルに「同志」とあることから察しのつくかもしれないが、時は第二次世界大戦中の、かの赤い国が舞台である。そこの小さな村に住む、大学進学を控えていた18歳の主人公がなんやかんやあって女性だけの狙撃兵の小隊に配属され、スターリングラードなどにてナチの兵士と戦うのが本作のあらすじ(暫定)である。そしてその流れの中で外交官志望だった彼女の心象の変化を印象的に書いたのが本作である。

 まあ印象的印象的と馬鹿の一つ覚えのように言っているのにあまりいい顔をしない人もいるだろうからここで私の好きな場面を紹介する (ネタバレ防止のため塗りつぶしてます)。それは雪の降る11月に決行された「ウラヌス作戦」(ナチの軍を、スターリングラードで包囲されていた軍とルーマニア軍で挟み打ちにする作戦)にて、味方の戦車も不調で対戦車兵器が尽き操縦者への攻撃虚しくいよいよ主人公セラフィマが敵の戦車に砲身を向けられたところだ。ここで死を覚悟した彼女は「カチューシャ」(ロシアの伝統的な歌)を歌う。「りんごの花ほころび 川面に霞たち 君なき里にも 春はしのびよりぬ 君なき里にも 春はしのびよりぬ」。ひとしきり歌い終えた彼女は死を待つのみとなったが、ここでなんと味方の戦車大隊が登場し、セラフィマを追い詰めていた戦車を撃破。そして状況は一転し、ソ連優勢となる―

 この場面にキーとなるのは「カチューシャ」だろう。私は「カチューシャ」が歌われただけで既に泣きそうになったものの、小隊が直面していた、季節とは違う意味での「冬」と戦車大隊という「春」の訪れ。それらを全て「カチューシャ」で表す作者も凄すぎる。